この記事の対象:受け入れる分野を選ぶ企業の担当者、複数の分野で採用を検討する人事担当者、登録支援機関

特定技能1号の受入れ見込数、日本国内の技能測定試験の受験料、雇用形態(直接・派遣)、分野別協議会の所管省庁を、外食業・飲食料品製造業・農業・漁業・宿泊・介護・建設・製造・自動車整備・ビルクリーニングの10分野で1枚の表に並べ、分野別の詳しいガイドへ案内します。 金額が未確認の項目は0円とせず、公式資料または個別見積で確認する前提で整理します。

10分野の比較表:受入れ見込数・受験料・雇用形態・協議会の所管省庁

受験料は分野によって1,000円から8,000円まで開き、雇用形態で派遣が認められるのは農業と漁業だけです。受入れ見込数は、分野によって900人から199,500人まで大きく違います。

下の表は、受入れ見込数、受験料、雇用形態、分野別協議会の4つを分野ごとに並べたものです。数字は、出入国在留管理庁の受入れ見込数の表、試験運営会社の国別受験料金のページ、実施機関の案内、出入国在留管理庁の分野別情報から転記しました。

受験料は、日本国内で受ける1号の技能測定試験の金額です。外食業は実施機関のページ、ほかの分野は試験運営会社の料金表などで確認した金額で、介護は「程度」付きの金額です。受入れ見込数は、令和8年1月23日の閣議決定による令和11年3月までの人数です。在留者数と充足率は、速報値として公表のたびに変わるため、この表には載せていません。

特定技能1号の分野別比較(受入れ見込数は令和11年3月まで。2026年10月9日に確認)
分野受入れ見込数受験料(日本国内・1号)雇用形態協議会の所管省庁
外食業50,000人7,000円直接農林水産省(飲食料品製造業と同じ食品産業の協議会)
飲食料品製造業133,500人8,000円直接農林水産省(外食業と同じ食品産業の協議会)
農業73,300人8,000円直接及び派遣農林水産省
漁業14,800人各8,000円(漁業・養殖業)直接及び派遣農林水産省
宿泊14,800人7,700円直接国土交通省
介護126,900人2,000円程度直接厚生労働省
建設76,000人1,000円直接国土交通省(登録法人への加入も必要)
工業製品製造業199,500人8,000円直接経済産業省(登録法人への加入も必要)
自動車整備9,400人4,300円直接国土交通省
ビルクリーニング32,200人4,400円(税込み)直接厚生労働省
  • 分野の行で、受入れ見込数・受験料・雇用形態・協議会の4つを確認する
  • 受験料は申込みの前に、実施機関の案内でもう一度確認する
  • 表の数字が、確認日の時点のものであることを記録する

出典:出入国在留管理庁「特定技能1号の受入れ見込数及び在留者数について(令和8年7月末時点・速報値)」(確認日:2026年10月9日)、プロメトリック「特定技能試験 受験料一覧」(確認日:2026年9月17日)、一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)「外食業特定技能1号技能測定試験」(確認日:2026年9月17日)、厚生労働省「介護技能評価試験・介護日本語評価試験の受験料の改定」(確認日:2026年10月3日)、全国ビルメンテナンス協会「ビルクリーニング特定技能1号評価試験」(確認日:2026年10月7日)、出入国在留管理庁「分野別情報」(確認日:2026年10月8日)、出入国在留管理庁・厚生労働省「特定技能制度及び育成就労制度の分野別協議会について」(確認日:2026年8月10日)

表の読み方:4つの項目が費用に関わる場面

4つの項目は、それぞれ見積書や採用計画の別の場面に関わります。表の数字だけで、総額の大小は決まりません。

受験料は、候補者に試験を受けてもらう場合に、会社と本人のどちらが負担するかを決める場面で使います。分野で金額が違っても、受験料は初年度の費用のごく一部で、総額は紹介料や支援の委託費など、別の費目で大きく変わります。

雇用形態は、人材派遣会社から受け入れる計画を立てる場面で使います。「直接」の分野では、派遣の形を前提にした見積りを採用計画に入れません。農業と漁業で派遣を使う場合の条件は、別のページで整理しています。

協議会は、特定技能所属機関が加入する分野別の組織です。表には所管省庁だけを載せています。加入の要件や、加入にかかる費用は分野ごとに違うため、このページでは確認していません。分野別協議会の比較のページと、各分野のガイドで確認してください。

受入れ見込数は、受け入れられる人数の上限の目安です。在留者数との差が小さい分野では、採用の時期に影響することがあります。最新の在留者数と充足率は、分野別充足率のページで確認できます。

出典:出入国在留管理庁「特定技能1号の受入れ見込数及び在留者数について(令和8年7月末時点・速報値)」(確認日:2026年10月9日)、出入国在留管理庁「分野別情報」(確認日:2026年10月8日)、出入国在留管理庁「農業分野」(確認日:2026年8月4日)、出入国在留管理庁「漁業分野」(確認日:2026年8月4日)、出入国在留管理庁・厚生労働省「特定技能制度及び育成就労制度の分野別協議会について」(確認日:2026年8月10日)

分野を比べるときの確認順序:雇用形態、受験料、協議会、見込数

分野の候補が複数あるときは、採用の形が決まる雇用形態から確認し、最後に見込数を見ます。

最初に雇用形態を確認すると、派遣会社を使う計画が成り立つ分野かどうかが決まります。次に受験料と協議会を確認し、会社が負担する費用と加入の手続を見積りに入れます。最後に見込数を確認し、採用の時期と人数を決めます。

表の数字は確認日の時点のものです。改定や更新があるため、申請や契約の前に、各分野の実施機関と出入国在留管理庁の最新の案内で確認してください。

  1. 雇用形態を見る

    表の「雇用形態」で、派遣の形が使える分野かを確認します。

  2. 受験料を見る

    表の「受験料」で、候補者の試験にかかる費用を確認し、負担者を決めます。

  3. 協議会を見る

    所管省庁を確認し、分野別協議会の加入手続を各分野のガイドで確認します。

  4. 見込数を見る

    受入れ見込数と最新の在留者数を比べ、採用の時期と人数を決めます。

出典:出入国在留管理庁「分野別情報」(確認日:2026年10月8日)、出入国在留管理庁「特定技能1号の受入れ見込数及び在留者数について(令和8年7月末時点・速報値)」(確認日:2026年10月9日)、出入国在留管理庁・厚生労働省「特定技能制度及び育成就労制度の分野別協議会について」(確認日:2026年8月10日)

この表に載せていない分野と項目

この表は、受験料を資料の本文で確認できた分野のうち、4つの項目がそろう10分野だけです。

林業と木材産業は、受験料を確認できていますが、分野別協議会の所管省庁と加入数を比較した資料の表に載っていないため、この表には入れていません。造船・舶用工業、航空、自動車運送業、鉄道、物流倉庫、リネンサプライ、資源循環は、受験料を資料の本文で確認できていないため載せていません。

分野ごとの費用の差や係数は、このページでは示しません。受入れ全体の費用は、費目の一覧と費用の試算ツールで確認してください。

出典:プロメトリック「特定技能試験 受験料一覧」(確認日:2026年9月17日)、出入国在留管理庁・厚生労働省「特定技能制度及び育成就労制度の分野別協議会について」(確認日:2026年8月10日)

よくある質問

特定技能の分野によって、受入れにかかる費用は違いますか?

試験の受験料は、日本国内の1号の場合、建設の1,000円から外食業・農業・飲食料品製造業などの7,000円〜8,000円まで分野で異なります。受入れ全体の費用は、紹介料や支援の委託費などの費目で大きく変わるため、受験料の差だけでは決まりません。

派遣会社から受け入れられるのは、どの分野ですか?

出入国在留管理庁の分野別情報で雇用形態が「直接及び派遣」とされているのは、農業と漁業です。表の10分野では、ほかの8分野は「直接」とされています。

受入れ見込数は、分野ごとにどのくらい違いますか?

表の10分野では、自動車整備の9,400人から、工業製品製造業の199,500人まで開きます。令和8年1月23日の閣議決定による、令和11年3月までの人数です。

表にない分野の受験料や協議会は、どこで確認しますか?

各分野の実施機関の案内と、出入国在留管理庁の分野別情報で確認してください。このページでは、資料の本文で確認できた分野だけを載せています。

参照した公的一次資料

試算に使う一次資料の一覧と確認状況を見る

次に確認すること

この記事の条件を引き継いで、未確認費目を整理する

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個別の申請可否や審査結果を保証するものではありません。申請時点の最新資料と関係機関の案内を優先してください。