この記事の対象:登録支援機関に特定技能1号の支援を委託する、または委託先を変える特定技能所属機関の総務・人事担当者
第1-25号は、支援計画の全部を委託する契約の概要を書く説明書
入管庁の参考様式第1-25号は、登録支援機関との1号特定技能外国人支援計画の全部の委託契約について、概要を記す1枚の説明書です。
様式の冒頭は「登録支援機関との1号特定技能外国人支援計画の全部の委託契約の概要は下記のとおりです」という文で始まり、その下に6つの項目が並びます。入管庁の様式一覧では、在留諸申請の書類に分類されており、Word形式と記載例が公開されています。
入管庁の運用要領は、支援の委託に関する項で、確認対象の書類として1号特定技能外国人支援計画書(参考様式第1-17号)とこの説明書を並べています。委託先の選び方や費用の比較は、このガイドの対象外です。
記載する6項目:申請人、委託先、契約年月日、委託範囲、委託料、契約期間
6項目のうち、費用に直結するのは項番5の「委託料(1名当たりの月額)」で、契約書の金額との整合を確かめて書きます。
項番1は申請人(支援対象者)、項番2は契約の相手方である登録支援機関で、登録番号を書く欄があります。項番3は契約年月日、項番4は委託する支援業務が「1号特定技能外国人支援計画の全部であること」に「該当・非該当」のどちらかを選ぶ欄です。項番5が委託料の月額、項番6が契約期間の開始日と終了日です。
最後に、作成日と、特定技能所属機関の氏名または名称、作成責任者の役職・氏名を書きます。委託料は「1名当たりの月額」と様式に書かれているため、年額や総額ではなく、1人あたりの月額を書く欄です。
| 項番 | 項目 | 書くこと |
|---|---|---|
| 1 | 申請人(支援対象者) | 支援を委託する特定技能外国人 |
| 2 | 契約の相手方(登録支援機関) | 登録番号と、登録支援機関登録簿に登録された氏名または名称 |
| 3 | 契約年月日 | 支援委託契約を結んだ日 |
| 4 | 委託する支援業務(1号特定技能外国人支援計画の全部であること) | 「該当」「非該当」のどちらか |
| 5 | 委託料(1名当たりの月額) | 1人あたりの月額 |
| 6 | 契約期間 | 開始の年月日から終了の年月日まで |
様式の注意書きは2点:複数の申請人は「別紙のとおり」、登録機関名は登録簿のとおり
様式の末尾に注意書きが2つあり、どちらも書き方のそろえ方に関する指示です。
1つ目は項番1についてです。複数の申請人(同時申請に限る)で全ての項目の内容が同一の場合は、「別紙のとおり」として別紙を添付して差し支えない、と書かれています。入管庁の様式一覧には「記載例:複数人」も別に載っています。
2つ目は項番2についてです。登録支援機関登録簿に登録された氏名または名称を書くこと、と指示されています。
この欄は登録簿の表記を書く指示です。申請の種類ごとの提出の要否は、申請先の地方出入国在留管理局で確かめてください。
締結・変更・委託先の変更で、届出書に添える
運用要領では、支援委託契約の締結と変更の届出に、この説明書を添える扱いです。
契約を結んだときは、支援委託契約の終了又は締結に係る届出書(参考様式第3-3-2号)にこの説明書(第1-25号)を添えます。契約を変えたときは、変更に係る届出書(第3-3-1号)に添えます。期限は、どちらも契約の締結日などの事由から14日以内で、出し方は電子届出システムか、管轄の地方出入国在留管理局への書面です。
委託先の登録支援機関を変えるときは、第3-3-2号の「契約の終了」欄と「契約の締結」欄の両方を記入し、支援計画の変更に係る届出書(第3-2号)もあわせて出します。変更の届出の対象は、運用要領の別表で、第1-25号の項目と対応づけて示されています。項番5の委託料や項番6の契約期間を変えたときも、この対象に入ります。
届出の期限と様式の全体像は支援委託契約の届出のガイドで整理しています。
| 場面 | 届出書 | あわせて出す様式 |
|---|---|---|
| 委託契約を結んだ | 第3-3-2号 | 第1-25号 |
| 委託契約の内容を変えた | 第3-3-1号 | 第1-25号 |
| 委託先の登録支援機関を変えた | 第3-3-2号(終了欄と締結欄の両方) | 新しい契約の第1-25号、第3-2号 |
よくある質問
第1-25号は、支援を一部だけ委託する場合にも使いますか?
様式の文言は「支援計画の全部の委託契約の概要」で、項番4も全部であることへの該当・非該当を選ぶ作りです。一部委託の扱いは、運用要領と地方出入国在留管理局で確かめてください。
委託料の欄には、年額を書けばよいですか?
様式の項番5は「委託料(1名当たりの月額)」です。年額や総額ではなく、1人あたりの月額を書く欄です。契約書の金額との整合を確かめてください。
登録支援機関の名前は、契約書の表記どおりでよいですか?
様式の注意書きは、項番2に登録支援機関登録簿に登録された氏名または名称を書くよう指示しています。契約書の表記が異なる場合は、登録簿の表記に合わせます。
参照した公的一次資料
- 出入国在留管理庁「特定技能外国人受入れに関する運用要領」(令和8年8月版)(確認日:2026年10月3日、次回確認:2026年12月3日)
- 出入国在留管理庁「特定技能関係の申請・届出様式一覧」(確認日:2026年11月1日、次回確認:2027年2月1日)
- 出入国在留管理庁「特定技能関係の参考様式(全体版)」(確認日:2026年10月22日、次回確認:2027年1月22日)
- 出入国在留管理庁「特定技能所属機関・登録支援機関による届出」(確認日:2026年11月3日、次回確認:2027年2月3日)