この記事の対象:外食業で特定技能2号への移行を考える飲食店の運営会社の担当者、1号の外国人材の2号受験を支援する登録支援機関

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OTAFFが実施する2号の試験。日本語能力試験N3以上も合格が必要

外食業の特定技能2号評価試験は、外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)が実施しています。

OTAFFの案内では、外食業で特定技能2号の在留資格で受け入れる外国人は、国が定める指導等実務経験の要件を満たし、この試験と日本語能力試験(N3以上)に合格することが必要です。

申込みの窓口は企業です。外国人材を直接雇用する外食業の企業が、OTAFFのホームページで企業マイページを登録し、受験者を登録します。受験者本人が個人マイページだけで申し込むことはできません。

外食業の受入れ手続の一時停止は、外食業分野のガイドで確認できます。2号への変更申請は、この措置の対象外とされています。

学科と実技の2科目、70分で3択のCBT方式

試験科目は学科試験と実技試験の2科目で、試験時間は70分です。解答は3択で、日本語で出題され、漢字にルビは付いていません。

試験会場のコンピューターに表示される問題に、画面上で解答するCBT方式です。合格基準は250点満点中163点以上(正答率65%以上)で、受験料は14,000円(税込)です。

外食業の1号試験は、200点満点中130点以上で、受験料は7,000円(税込)です。ただし1号試験は、農林水産省の指示で当面の間、実施が停止されています。

外食業分野の1号・2号評価試験の比較(OTAFFの案内)
項目1号(実施停止中)2号
試験時間70分70分
選択肢3択3択
合格基準200点満点中130点以上(正答率65%以上)250点満点中163点以上(正答率65%以上)
受験料(税込)7,000円14,000円

受験資格は4つ。指導等実務経験が2年以上必要

国内で受けられるのは、次の4つをすべて満たす人です。①試験日に在留資格がある。②試験日に満17歳以上である。③法務大臣が告示で定める外国政府・地域の機関のパスポートを持つ。④指導等実務経験が2年以上ある。

指導等実務経験とは、外食業で、複数のアルバイト従業員や特定技能外国人等を指導・監督しながら接客を含む作業に従事し、店舗管理を補助する者としての実務経験です。受験者登録の申請の際に、2年以上あることを確認できなければなりません。

実務経験の確認には、企業が作る実務経験証明書をOTAFFに出します。③のパスポートについて、OTAFFの案内は、掲載時点で「イラン・イスラム共和国」以外の外国政府・地域のものが該当するとしています。

2号の対象分野や分野ごとの試験の違いは、2号の分野別の試験のガイドで確認できます。

  • 候補者が試験日に17歳以上で、在留資格があるか確かめた
  • 指導・監督しながら店舗管理を補助した実務経験が2年以上あるか、店舗の記録で確かめた
  • 日本語能力試験N3以上の合格も必要なことを本人に伝えた
  • 企業マイページの登録と、受験者登録を企業が行える体制か確かめた

受験料の返金と再受験は、決まった場合だけ

一度払った受験料は返金されません。ただし、OTAFFの都合で試験が行えなかった場合と、自然災害などで試験が行えないとOTAFFが決めた場合は返金されます。

不合格だった場合、同じ業種の試験を受け直せるのは、試験日の翌日から45日が過ぎてからです。数え方は、試験日の翌日を1日目として46日目以降になります。

合格しても、特定技能の在留資格や在留資格認定証明書が交付されるとは限りません。不合格となった1号の外国人に関する措置は、法務省の公表資料の該当項で確認します。

同じOTAFFの試験でも、飲食料品製造業の2号試験は合格基準や受験料が異なります。

よくある質問

外食業の2号試験は何分ですか?

試験時間は70分で、学科試験と実技試験の2科目です。3択で、CBT方式で行われます。

合格基準は何点ですか?

250点満点中163点以上(正答率65%以上)です。

試験のほかに必要な試験はありますか?

OTAFFの案内では、日本語能力試験(N3以上)にも合格することが必要とされています。

受験料はいくらですか?

14,000円(税込)です。一度払った受験料は、OTAFFの都合や自然災害などで試験が行えない場合を除き、返金されません。

本人だけで2号試験に申し込めますか?

申し込めません。外国人材を直接雇用する企業が、企業マイページの登録と受験者登録をする必要があります。

参照した公的一次資料

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