この記事の対象:建設業で特定技能外国人の受入れを検討する建設業者の採用担当者、建設分野の候補者を送り出す登録支援機関・人材会社

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試験は国土交通大臣の登録法人がCBT方式で実施する

建設分野の評価試験は、国土交通大臣の登録を受けた法人(登録法人)が実施します。実施要領は1号と2号で別々に定められています。

学科試験と実技試験の両方を、コンピュータ・ベースド・テスティング(CBT)方式で行います。受験者はコンピュータの画面に表示される問題を見て、画面上で解答します。

試験言語は日本語で、専門用語には他の言語を併記できるとされています。1号の要領には、必要に応じてルビを付すとも書かれています。

試験日、試験会場、受験申込期間、受験料と支払方法は、登録法人の試験専用ホームページに掲載され、申込みもそのホームページから行います。受験申込や当日の書類の準備は、雇用予定の企業や所属する教育機関ができる限り支援するよう努める、と要領に書かれています。

土木・建築・ライフライン設備の3区分と技能検定との関係は、建設分野の3業務区分と試験のガイドで確認できます。

1号は学科30問60分・実技20問40分、2号は学科40問60分・実技25問40分

試験は学科試験と実技試験で構成され、試験時間と問題数は実施要領に定められています。2号のほうが問題数が多く、基準点も高くなっています。

1号の水準は技能検定3級相当で、図面を読み取り、指導者の指示・監督を受けながら、適切かつ安全に作業を行うための技能や安全に対する理解力等を問います。2号の水準は技能検定1級と同等で、建設現場で複数の技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理できる能力を問います。

試験は土木・建築・ライフライン・設備の区分ごとに実施されます。下の表の問題数と時間は、実施要領に区分別の違いは書かれておらず、1号と2号それぞれ一つの数字で定められています。

建設分野特定技能評価試験の構成(試験実施要領)
項目1号2号
学科試験60分・30問60分・40問
実技試験40分・20問40分・25問
水準技能検定3級相当技能検定1級と同等

合格は学科と実技の両方で基準点を満たすこと。1号は65%、2号は75%

合格基準は、学科試験と実技試験のそれぞれの合計点に対する割合で決まります。どちらか一方だけ基準を満たしても合格にはなりません。

1号は、学科試験と実技試験のどちらも合計点の65%が合格基準です。2号は、どちらも合計点の75%です。実施要領には「学科試験、実技試験ともに合否の基準を満たした場合に、その受験者は合格とする」と書かれています。

試験終了後2週間以内を目途に、合格者へ試験専用ホームページ上の専用ページで結果通知書が通知されます。結果通知書は本人以外には閲覧できないようにする、とされています。

受験資格と合格証明書の有効期限(発行日から10年)

受験できるのは、試験日当日に満17歳以上の外国人です。原則として、合格した場合に日本国内で就業する意思がある人とされています。国内で受ける場合は、在留資格を持っていることが条件です。

2号で受け入れる外国人には、試験の合格のほかに、建設現場で複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長)としての実務経験が要件になります。この要件は2号の実施要領で、受験案内で周知することとされています。

合格証明書の有効期限は、1号も2号も発行日から10年です。再発行は、やむを得ない事情がある場合に限り、合格者本人の申請により1回だけ、有効期限内に申請した場合に行えます。

不正の手段で試験を受けた人は、受験の禁止や合格の取り消し、期間を定めた受験禁止の対象になり得ます。納付した受験料は、試験を受けなかった場合も返還されません。試験に合格しても、在留資格が付与されるとは限りません。

  • 候補者が試験日に満17歳以上か、国内で受けるなら在留資格があるか確かめた
  • 学科と実技のそれぞれで基準点(1号65%、2号75%)が必要なことを候補者に伝えた
  • 2号を受けるなら、班長としての実務経験の要件を確かめた
  • 受験料と日程は、登録法人の試験専用ホームページで確かめた

よくある質問

建設分野の特定技能1号評価試験は何問ですか?

学科試験が30問で60分、実技試験が20問で40分です。

建設分野の2号評価試験は何問ですか?

学科試験が40問で60分、実技試験が25問で40分です。

合格基準は何点ですか?

学科試験と実技試験のそれぞれで、合計点の割合が1号は65%、2号は75%必要です。両方の基準を満たした場合に合格になります。

合格証明書に有効期限はありますか?

1号も2号も、発行日から10年です。再発行は、やむを得ない事情がある場合に限り、有効期限内に本人が申請したときに1回だけ行えます。

2号を受けるには実務経験が必要ですか?

建設分野の2号は、試験の合格のほかに、複数の建設技能者を指導しながら工程を管理する者(班長)としての実務経験が要件です。実務経験の詳しい条件は、建設分野の2号の実務経験のガイドで確認できます。

参照した公的一次資料

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